- 松井証券を利用する人たちの評判・口コミは良い?悪い?
- 松井証券を利用するメリット・デメリットが知りたい
- 松井証券が潰れたら預けている資産はどうなる?
松井証券は、少額の日本株取引やNISA、投資信託、投資情報ツール、サポート体制を重視する人に向いているネット証券だ。
一方で、26歳以上で1日に50万円を超える国内株式取引を頻繁に行う人や、単元未満株をオンラインで買いたい人は、他社と比較してから判断した方がよい。
本記事では、松井証券の評判・口コミをもとに、メリット・デメリット、向いている人、資産保護の仕組みまで解説する。
松井証券の特徴|少額取引・NISA・サポートに強みがあるネット証券
松井証券は1918年創業の老舗証券会社で、1998年に国内初の本格的なインターネット取引サービス「ネットストック」を開始した。
現在は日本株、米国株、投資信託、FX、先物・オプション、NISA、iDeCoなど、幅広い投資サービスを提供している。
まずは、松井証券の会社概要や主なサービス内容、手数料・ツール・サポート面の特徴を確認しよう。
会社概要
松井証券の会社概要は下記のとおりだ。
| 商号 | 松井証券株式会社 |
|---|---|
| 代表者 | 代表取締役 社長執行役員 和里田 聰 |
| 創業 | 1918年5月 |
| 設立 | 1931年3月 |
| 資本金 | 11,945百万円(2025年3月31日現在) |
| 本社所在地 | 東京都千代田区麹町一丁目4番地 |
| 従業員数 | 217名(2025年3月31日現在) |
| 発行済株数 | 259,264,702株(2025年3月31日現在) |
| 1単元の株式数 | 100株 |
| 事業内容 | 金融商品取引法に基づく金融商品取引業(登録番号 関東財務局長(金商)第164号) |
| 加入協会 | 日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会 |
主なサービス内容
松井証券では、証券取引だけでなく、入出金、ポイント、投資相談、投資情報ツールなどのサービスも利用できる。
| サービス名 | 内容 |
|---|---|
| MATSUI Bank | 松井証券口座と連携できる銀行サービス 証券口座との資金移動や普通預金などを利用できる |
| 入金・出金 | スイープ入金、MATSUI Bank入金、ネットリンク入金、定期入金など複数の入金方法に対応 即時出金など一部有料のサービスもある |
| 入庫・出庫 | 国内株式や投資信託などを他社口座から移管できる 商品や手続きにより手数料の有無が異なる |
| 口座・管理 | 特定口座、一般口座、NISA口座など、投資目的に応じた口座を利用できる |
| ポイントサービス | 松井証券ポイントをPayPayポイント、dポイント、Amazonギフトカードなどに交換できるほか、ポイント投資にも使える |
| 通知メール | 約定通知、入出金通知、登録情報変更など、取引や口座管理に関する情報をメールで確認できる |
| 株の取引相談窓口 | 口座保有者向けに、銘柄の探し方や売買タイミングなどを専門スタッフに相談できる |
| 投資情報ツール | 日本株アプリ、マーケットラボ、ネットストック・ハイスピードなどを無料で利用できる |
松井証券の主な特徴
松井証券の主な特徴は下記のとおりだ。
- 26歳以上でも1日の約定代金50万円までは国内株式の売買手数料が無料
- 25歳以下は国内株式のボックスレート手数料が無料
- 投資信託は1,800銘柄以上、米国株は約4,987銘柄を取り扱っている
- 無料で使える取引・情報ツールが複数ある
- 株の取引相談窓口など、サポートを利用しやすい
ここからは、それぞれの特徴を詳しく見ていこう。
国内株式は1日の約定代金50万円まで手数料無料
松井証券の国内株式手数料は、1日の約定代金合計で手数料が決まる「ボックスレート」だ。
26歳以上の場合、1日の約定代金合計が50万円までなら手数料は無料で、50万円を超えると段階的に手数料が発生する。
| 1日の約定代金合計 | 手数料 |
|---|---|
| 50万円まで | 0円 |
| 100万円まで | 税込1,100円 |
| 200万円まで | 税込2,200円 |
| 以降100万円増えるごと | 税込1,100円加算 |
| 1億円超 | 税込110,000円が上限 |
なお、25歳以下は26歳になる月の最終営業日取引分まで、国内株式のボックスレート手数料が無料となる。
そのため、少額で日本株を取引する人や、若年層の投資家にとってはコストを抑えやすい証券会社といえる。
投資信託は1,800銘柄以上、米国株は約4,987銘柄を取り扱う
松井証券では、投資信託を1,800銘柄以上取り扱っており、すべての投資信託の購入時手数料が無料だ。
また、米国株の取扱銘柄は、2026年5月13日更新の公式一覧で約4,987銘柄が確認できる。
ただし、投資したい銘柄やファンドが決まっている場合は、口座開設前に松井証券で取り扱いがあるか確認しておこう。
NISAでは日本株・米国株・投資信託の取引手数料を抑えやすい
松井証券のNISAでは、日本株、米国株、投資信託の売買手数料が無料となっている。
長期投資を前提にNISA口座を活用したい人にとって、取引コストを抑えやすい点はメリットだ。
ただし、NISA口座は1人1口座のため、他社でNISAを開設済みの場合は金融機関変更の手続きが必要になる。
無料で使える取引・情報ツールがある
松井証券は、初心者から経験者まで使える取引・情報ツールを提供している。
| ツール名 | 特徴 |
|---|---|
| 日本株アプリ | スマートフォンで日本株の情報収集、入出金、注文まで行えるアプリ シンプルな画面で取引しやすい |
| マーケットラボ | 株価、ニュース、四季報、業績予想、信用情報、株主優待などを確認できるPC向け情報ツール |
| ネットストック・ハイスピード | 発注画面やチャート画面をカスタマイズできる高機能取引ツール 短期売買を行う人にも向いている |
いずれも無料で利用できるため、ツールの利用料を抑えたい人にも使いやすい。
株の取引相談窓口などサポート体制が整っている
松井証券では、口座保有者向けに「株の取引相談窓口」を提供している。
銘柄の探し方、売買材料の見方、取引タイミングなどを専門スタッフに相談できるため、投資判断に迷いやすい初心者にも利用しやすい。
また、問い合わせ窓口のサポート品質については、HDI-Japan主催の「HDI格付けベンチマーク」で、問合せ窓口とWebサポートの両方が2025年度まで15年連続で最高評価の三つ星を獲得している。
キャンペーン・プログラムは口座開設前に最新条件を確認する
松井証券では、口座開設やNISA、紹介などに関するキャンペーン・プログラムが実施されることがある。
| プログラム名 | 主な内容 |
|---|---|
| NISA応援プログラム | 新規で総合口座とNISA口座を開設し、クイズに正解するなどの条件達成で松井証券ポイントが付与される |
| 新規デビュープログラム | 松井証券の総合口座開設者を対象に、松井証券ポイントが付与されるプログラム |
| ご家族・ご友人紹介プログラム | 紹介を受けた人が口座開設を完了すると、紹介者や紹介された人に特典が付与される |
キャンペーンは期間・条件・特典内容が変更されることがあるため、申し込み前に必ず公式サイトで最新情報を確認しよう。
松井証券の悪い評判・口コミ
ここでは、アドバイザーナビ株式会社が松井証券の利用者に対して行ったアンケート結果をもとに、悪い評判・口コミを紹介する。
口コミは回答者個人の感想であり、回答時点のサービス内容や取引状況によって印象が変わる。公式情報とあわせて判断しよう。
取扱商品に不足を感じる声がある
30代男性投資信託の取扱銘柄が少なめなのでもっと多くしてもらいたいのと、単元未満株の買付ができないのでできるようにしてほしい。



全体的に画面が見づらい。UIをもっとわかりやすくしてほしい。海外株式など商品のバリエーションを増やしてほしい。



取引金額がある程度を超えていくたびに手数料が高くなるのも改善してほしいです。また、投資信託の取り扱いが少ないのは改善してほしいです。
松井証券では投資信託を1,800銘柄以上、米国株を約4,987銘柄取り扱っている。ただし、国内株以外の外国株や特定テーマの投資信託など、利用者が求める商品によっては不足を感じる場合がある。
単元未満株をオンラインで買えない点を不満に感じる声がある



株式の未単元株の対応をしてほしい。



単元未満株を買うことができないのがデメリットなので、単元未満株を買うことができるようにして欲しいです。



少額から1株単位で購入できれば、さらに使いやすいと思います。
松井証券の単元未満株は、原則として売却に対応している。一方で、オンラインで1株単位の買付をしたい人にとっては使いにくいと感じやすい。
26歳以上は1日50万円超の取引で手数料がかかる



1日50万円以上の取引の場合、高額な手数料がかかることがあります。またミニ株の購入ができないのも残念です。



50万円以上の株式取引手数料が有料で高い。やはり楽天やSBIなどと違って会社規模が小さく少し不安を持っています。



50万円以上の取引になってしまうと結構高めの手数料をとられてしまうのが残念です。せめて100万円以上からにしてほしいです。
26歳以上の場合、松井証券の国内株式手数料は1日の約定代金合計が50万円を超えると有料になる。少額取引では使いやすい一方で、まとまった金額を頻繁に売買する人は、手数料体系を他社と比較しておきたい。
松井証券の良い評判・口コミ
続いて、松井証券の良い評判・口コミを紹介する。
少額取引の手数料を評価する声がある



1日の約定代金50万円まで株式売買手数料が無料なので、少額投資をしている人には使える証券会社だと感じます。



大手で現物手数料無料。また簡単な設定でクロス取引を行えるため優待取りもやりやすい。IPO抽選も抽選申し込み時に資金不要。



1日の取引が50万円以下であれば、手数料が無料です。なので私のように、比較的少額な資金でコツコツトレードしたい人間には向いています。
松井証券の手数料は、少額の日本株取引を中心に利用する人から評価されやすい。特に1日の約定代金が50万円以内に収まる人は、手数料負担を抑えやすい。
ツールが使いやすいという声がある



無料で使える取引情報ツールが豊富で使いやすいのと、サポート体制が充実しているので初心者にも安心なのが良いところ。



機能がシンプルで使いやすいところ。また、アプリの画面もごちゃごちゃしていないので取引しやすいと思います。



独自のツールが使いやすいのは良いポイントです。株価チャートや注文が一つの画面でできるのが良いポイントです。
松井証券は、日本株アプリやマーケットラボ、ネットストック・ハイスピードなど、目的に応じて使えるツールをそろえている。スマホで手軽に取引したい人から、PCで情報を見ながら取引したい人まで利用しやすい。
投資情報コンテンツがわかりやすいという声がある



松井証券の良いところは、YouTubeチャンネルで面白くかつわかりやすく投資の情報発信をしているところです。



いいところは松井証券は豊富な投資情報と、高度な取引ツールを提供し、投資家に対する充実したサポートが魅力です。



新NISAの取引手数料が無料。新NISAの枠から外れても50万円までの取引が手数料無料。優待の特集記事がわかりやすい。
松井証券は、投資情報メディア「マネーサテライト」などで、相場解説や投資の基礎知識を発信している。投資の基礎や相場の見方を学びながら取引したい人にとって、無料コンテンツを活用できる点はメリットだ。
評判・口コミから見る松井証券のデメリット
評判・口コミと公式情報をあわせると、松井証券のデメリットは下記の3つに整理できる。
単元未満株は売却中心で、オンライン買付には対応していない
松井証券では、単元未満株の売却はできるが、オンラインで1株単位の買付はできない。
国内株式は原則として100株単位での取引になるため、株価の高い銘柄を買うにはまとまった資金が必要になる。
1株から少額で個別株を買いたい人は、単元未満株の買付に対応した証券会社も比較するとよい。
26歳以上で1日50万円超を取引する人は手数料を比較したい
松井証券の国内株式手数料は、26歳以上の場合、1日の約定代金合計が50万円を超えると有料になる。
少額取引ではメリットがある一方、1日に100万円、200万円と取引する人は、手数料負担が大きくなる可能性がある。
短期売買や高額取引を中心に考えている人は、手数料無料条件や対象商品を他社と比較しておこう。
取扱商品は投資目的に合うか事前確認が必要
松井証券は投資信託や米国株の取扱数を拡充しているが、すべての商品に対応しているわけではない。
たとえば、特定の海外ETF、個別の投資信託、国内株以外の外国株などに投資したい場合は、希望する商品が松井証券で買えるか確認しておきたい。
「取扱銘柄が少ない」という口コミは、投資したい商品によって感じ方が変わるため、公式サイトの銘柄検索で確認することが重要だ。
評判・口コミから見る松井証券のメリット
続いて、評判・口コミから読み取れる松井証券のメリットを整理する。
少額の日本株取引では手数料を抑えやすい
松井証券は、1日の約定代金合計が50万円までなら国内株式の売買手数料が無料だ。
毎日大きな金額を売買するのではなく、少額でコツコツ日本株を取引したい人には使いやすい。
25歳以下は国内株式のボックスレート手数料が無料になるため、若いうちから株式投資を始めたい人にも向いている。
NISA・投資信託の長期投資に使いやすい
松井証券では、NISA口座で日本株、米国株、投資信託の売買手数料が無料になる。
また、投資信託は1,800銘柄以上を取り扱っており、購入時手数料はすべて無料だ。
NISAで投資信託を積み立てたい人や、米国株も含めて長期投資をしたい人にとって、検討しやすい証券会社といえる。
無料ツールと投資情報を活用できる
松井証券は、スマホ向けの日本株アプリ、PC向けのマーケットラボ、高機能取引ツールのネットストック・ハイスピードなどを提供している。
情報収集、チャート確認、注文までを同じ環境で行いやすいため、ツールの使いやすさを重視する人に合いやすい。
投資情報コンテンツも用意されているため、投資の基礎や相場の見方を学びながら取引したい人にも便利だ。
株の取引相談窓口などサポートを利用できる
松井証券の特徴として、株の取引相談窓口を利用できる点がある。
ネット証券は自分で判断して取引するイメージが強いが、松井証券では銘柄探しや売買タイミングについて専門スタッフに相談できる。
投資を始めたばかりで判断に迷う人や、取引前に考え方を整理したい人にとって、相談窓口がある点は安心材料になる。
松井証券が向いている人・注意したい人
松井証券の評判やサービス内容を踏まえると、向いている人・注意したい人は下記のように分けられる。
| 向いている人 | 1日の国内株式取引が50万円以内に収まりやすい人 25歳以下の人 NISAや投資信託で長期投資したい人 無料ツールや相談窓口を活用したい人 |
|---|---|
| 注意したい人 | 1日に50万円を超える国内株式取引を頻繁に行う26歳以上の人 単元未満株をオンラインで買いたい人 特定の外国株や投資信託を買いたい人 |
松井証券は「少額取引」「NISA」「投資信託」「サポート」を重視する人には使いやすい。一方で、高額取引や1株投資を重視する人は、他社の手数料や取扱商品も比較して選ぶことが大切だ。
松井証券などネット証券を検討中なら、目的に合う相談先を選ぼう
ネット証券を選ぶ際は、手数料の安さだけでなく、投資したい商品、取引頻度、NISAの使いやすさ、ツール、サポート体制を総合的に確認する必要がある。
自分だけで判断しづらい場合は、FPやIFAなどの専門家に相談し、投資目的やリスク許容度を整理してから証券会社を選ぶのも一つの方法だ。
ただし、相談先によって得意分野や報酬体系、取り扱える商品は異なる。相談前に違いを理解しておこう。
資産運用を専門家に相談するメリット
資産運用を専門家に相談する主なメリットは下記のとおりだ。
投資目的とリスク許容度を整理できる
資産運用では、何のために投資するのか、いつまでにいくら準備したいのか、どの程度の値動きに耐えられるのかを整理することが重要だ。
専門家に相談すると、年齢、収入、資産状況、家族構成、将来の予定を踏まえて、無理のない運用方針を考えやすくなる。
証券会社や口座の使い分けを相談できる
証券会社によって、手数料、投資信託の取扱本数、米国株の使いやすさ、単元未満株の対応、ポイントサービスなどは異なる。
専門家に相談すれば、NISA口座をどこで開設するか、特定口座とNISAをどう使い分けるかなどを整理しやすい。
自分で比較する時間と手間を減らせる
ネット証券は選択肢が多く、手数料やサービス条件も変わることがある。
専門家に相談することで、自分に関係する条件を中心に比較できるため、情報収集にかかる時間や迷いを減らしやすい。
FPとIFAの違い
資産運用の主な相談先には、FPとIFAがある。それぞれの特徴は次のとおりだ。
| 相談先 | 特徴 | 相談しやすい内容 |
|---|---|---|
| FP | 家計、保険、年金、税制、住宅ローン、教育資金、老後資金など、ライフプラン全体を踏まえて相談できる | 家計改善 将来資金の準備 保険の見直し 資産形成の方向性 |
| IFA | 金融商品仲介業者として、提携する証券会社などの商品提案や取引サポートを行う 取扱金融機関や報酬体系は事前確認が必要 | 具体的な金融商品の提案 証券口座を使った資産運用 長期的な運用相談 |
FPは家計やライフプラン全体を相談したい人に向いており、IFAは具体的な金融商品や証券口座を使った運用について相談したい人に向いている。
どちらに相談する場合も、相談料、報酬体系、取扱商品、提携金融機関を事前に確認しておくことが大切だ。
松井証券の評判や口コミから自身に適しているか判断しよう
松井証券は、少額の日本株取引、NISA、投資信託、無料ツール、サポート体制を重視する人に向いているネット証券だ。
特に、1日の国内株式取引が50万円以内に収まりやすい人や、NISAで投資信託・日本株・米国株を取引したい人は、手数料負担を抑えやすい。
一方で、26歳以上で1日に50万円を超える国内株式取引を頻繁に行う人や、単元未満株をオンラインで買いたい人は、他社と比較してから判断した方がよい。
ネット証券選びに迷う場合は、取引したい商品、取引金額、NISAの利用予定、サポートの必要性を整理し、必要に応じてFPやIFAなどの専門家にも相談しよう。
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出典
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