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ファンドラップは、金融機関と投資一任契約を結び、資産配分や投資信託の売買・管理を任せる資産運用サービスだ。
「資産運用をプロに任せたい」「投資信託や債券を自分で選ぶのが難しい」という人にとって、ファンドラップは比較候補になる。
一方で、ファンドラップは元本保証ではない。投資一任報酬やラップ口座の管理費用に加え、投資対象ファンドの信託報酬などがかかるため、通常の投資信託よりコスト構造が複雑になりやすい。
本記事では、大手証券会社・ネット証券系サービスが提供するファンドラップを比較し、最低投資金額、手数料、NISA対応、相談体制、選ぶときの注意点を整理する。
- 対面で担当者に相談したい人:大手証券のファンドラップを比較する
- 少額からオンラインで始めたい人:楽ラップ、SBIラップ、ON COMPASS、Mirai Valueなどを比較する
- 手数料を重視する人:投資一任報酬だけでなく、信託報酬や間接費用まで確認する
- NISAを使いたい人:成長投資枠に対応しているか、つみたて投資枠には対応していないかを確認する
- まとまった資金を預ける人:途中解約の条件、減額条件、運用報告の頻度も確認する
ファンドラップに「誰にとっても最適な1社」はない。最低投資金額、対面相談の有無、運用方針、手数料体系、NISA対応の違いを見て、自分の目的に合うサービスを選ぶことが大切だ。
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そもそもファンドラップって何?
さまざまな金融機関が提供しているファンドラップ。耳にする機会は多いものの、「具体的にどのような商品なのだろう?」と疑問に感じている人も多いかもしれない。
まずは、ファンドラップの仕組みやメリット・デメリットについて確認していこう。
ファンドラップの仕組み
ファンドラップとは、投資家と金融機関が投資一任契約を結び、金融機関が投資家の意向やリスク許容度に基づいて資産運用を行うサービスである。
一般的には、複数の投資信託や専用ファンドを組み合わせ、国内外の株式・債券・REIT・コモディティなどへ分散投資する。金融機関は、ヒアリング、運用方針の提案、投資判断、売買、リバランス、運用報告などを行う。
ファンドラップは、投資信託のバランスファンドと混同されることがある。どちらも複数の資産に分散投資する点は似ているが、ファンドラップは投資家ごとの意向やリスク許容度に応じて運用コースや資産配分を選びやすい点が異なる。
ただし、どの程度オーダーメイド性があるかはサービスによって違う。完全に自由な運用ができるわけではなく、各金融機関が用意した運用モデルや専用ファンドの範囲内で選ぶのが一般的だ。
ファンドラップのメリット・デメリット
ファンドラップの大きなメリットは、資産配分の設計やリバランス、運用中の管理を任せられることだ。
「運用に時間をかけられない」「投資信託や債券を自分で選ぶのが難しい」「相場が下がったときに冷静に判断できるか不安」という人にとって、運用を一任できる点は便利である。
一方で、デメリットはコストが高くなりやすいことだ。ファンドラップでは、投資一任契約に関する報酬やラップ口座の管理費用がかかり、さらに投資対象となる投資信託の信託報酬や諸費用も間接的に負担する。
つまり、ファンドラップを比較するときは「ラップの手数料」だけでなく、「組み入れるファンドの費用」まで含めて確認する必要がある。
| 主なメリット | 主なデメリット・注意点 |
|---|---|
| 運用方針の提案を受けられる | 提案できる商品は金融機関ごとに異なる |
| 資産配分やリバランスを任せられる | 運用を任せても損失が出る可能性はある |
| 運用報告や定期的な見直しを受けられる | 投資一任報酬や信託報酬など複数の費用がかかる |
| 投資初心者でも分散投資を始めやすい | 途中解約や減額に条件がある場合がある |
ファンドラップを利用する前に知っておきたいポイント
ファンドラップは、プロに資産運用を一任するサービスだが、利益が保証されるものではない。
投資対象となる投資信託やETFの価格が下がれば、預け入れた元本を下回る可能性がある。為替変動、金利変動、信用リスク、流動性リスクなどもある。
また、金融機関によっては、契約後一定期間は解約できない、一部解約後の残高に条件がある、減額単位が決まっているなどのルールがある。
ファンドラップで運用する際は、当面使う予定のない資金で、中長期の運用を前提に検討しよう。生活費や近い将来に使う予定の資金まで預けるのは避けたい。
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大手証券のファンドラップを比較
ファンドラップに取り組むとき、まず候補となるのが大手証券会社のサービスだ。対面相談や定期的な運用報告を重視したい人は、大手証券のファンドラップを比較するとよい。
まずは主要サービスの最低投資金額と費用の考え方を一覧で確認しよう。
| 金融機関・サービス | 最低投資金額の目安 | 主な特徴 | 費用確認のポイント |
|---|---|---|---|
| 野村證券 野村ファンドラップ | バリュー・プログラム:500万円から プレミア・プログラム:1,000万円から | インデックス運用中心のバリュー、アクティブ運用中心のプレミアを選べる | 投資一任報酬+ファンドラップ報酬、信託報酬等を確認 |
| 大和証券 ダイワファンドラップ | ダイワファンドラップ:300万円以上 オンライン:1万円以上 | 対面型とオンライン型があり、付帯サービスも複数ある | ダイワファンドラップは最大1.54%、オンラインは最大1.1%。信託報酬等は別途確認 |
| みずほ証券 Mizuho Fund Wrap | ファーストステップ:500万円以上 Mizuho Fund Wrap:1,000万円以上 | 運用コースを選び、継続的なコンサルティングを受けられる | 投資一任契約に関する報酬と信託報酬等を確認 |
| SMBC日興証券 日興ファンドラップ | 1つのポートフォリオにつき300万円以上 | 標準モデルとセレクトモデルがある | 固定報酬型の最大投資一任報酬は税込1.32%。投資対象ファンドの費用も確認 |
| 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 GRAN GOAL / Mirai Value | GRAN GOAL:まとまった資金向け Mirai Value:初期投資10万円から、積立1万円から | GRAN GOALは対面型、Mirai Valueはオンライン型 | 固定報酬型・成功報酬併用型・信託報酬等の違いを確認 |
※表は横にスクロールできます。手数料や取扱条件は変更されることがあるため、契約前に必ず各社の契約締結前交付書面・目論見書等で確認してください。
野村證券:野村ファンドラップ
野村證券が提供する野村ファンドラップには、アクティブ運用ファンドを組み合わせる「プレミア・プログラム」と、インデックス運用ファンドを組み合わせる「バリュー・プログラム」がある。
店舗でのみ取り扱うサービスであり、最低投資金額はプレミア・プログラムが1,000万円から、バリュー・プログラムが500万円からと案内されている。
| コース | プレミア・プログラム | バリュー・プログラム |
|---|---|---|
| 運用方針 | アクティブ運用中心 | インデックス運用中心 |
| 最低投資金額 | 1,000万円から | 500万円から |
| 主な対象資産 | 国内株式、国内債券、外国株式、外国債券、REIT、オルタナティブ | 国内株式、国内債券、外国株式、外国債券、REIT |
| 選択できる項目 | 為替ヘッジ、REIT・オルタナティブの有無など | 為替ヘッジ、REIT、新興国投資商品の有無など |
| 費用の考え方 | 投資一任報酬+ファンドラップ報酬に加え、信託報酬等がかかる | |
野村ファンドラップの固定報酬制では、投資一任報酬+ファンドラップ報酬がリスク水準に応じて最大1.023%〜1.738%(税込・年率)と案内されている。これに加えて、ファンドに係る信託報酬等も発生する。
プレミア・プログラムはアクティブ運用を中心に、より積極的な収益獲得を目指す人向けの設計である。一方、バリュー・プログラムはインデックス運用を中心にコストを抑えながら分散投資したい人向けといえる。
利用した人の口コミ
本記事内で紹介する口コミは個人の感想であり、運用成果やサービス品質を保証するものではない。判断材料の一つとして確認しよう。



プロの目線で資産運用の良し悪しが把握できるので、安心して長期的に任せることができます。



自分の拙い知識、判断力ではなく、そこに長けたプロに頼って投資が行えるのが良い。



担当者に相談しながら、株式や債券などの割合を決めることができるため、分散投資でリスクを抑えた運用ができる。



ヒアリングが定期的に行われるので、安心感があります。金融知識を学びながら一緒になって投資できるので、勉強になります。



強引な勧誘などもなくこちらの投資スタイルを重視した投資提案をしていただいておりとても信頼できます。
野村ファンドラップでは、運用を任せられる点に加え、担当者に相談しながら方針を確認できる点を評価する声が見られる。
一方で、最低投資金額は比較的大きく、コストも複数発生する。検討する際は、どのリスク水準を選ぶのか、総コストはいくらか、費用に見合うサポートを受けられるかを確認しよう。
大和証券:ダイワファンドラップ
大和証券のダイワファンドラップは300万円以上から申し込みできる対面型のサービスだ。オンラインで完結しやすい「ダイワファンドラップオンライン」は1万円以上から利用できる。
ダイワファンドラップでは、下記のような資産クラスを対象に、専用投資信託を用いた国際分散投資を行う。
- 日本株式
- 外国株式
- 日本債券
- 外国債券
- J-REIT
- 外国REIT
- コモディティ
- ヘッジファンド
費用は、ダイワファンドラップでは契約資産の時価評価額に対して最大1.54%(年率・税込)、ダイワファンドラップオンラインでは最大1.1%(年率・税込)と案内されている。投資対象となる投資信託の信託報酬や監査報酬等は別途発生する。
また、条件を満たした場合に申し込める「ダイワファンドラップ プレミアム」や、満65歳以上の個人向けの「あんしんつながるラップ」などもある。家族への承継や定期受取などの付帯サービスを重視したい人は、あわせて確認したい。
利用した人の口コミ



大手だけあって他社と比べて運用実績が優れており、分散投資で超長期的に資金を運用するのに適していると感じています。



10年以上の運用実績のデータがとても良かったので、長期投資には向いていると思います。安定感の良さがここのファンドラップの強みです。



大和証券のファンドラップ『ダイワファンドラップ』の良い点は、『1万円から積み立てていくことができる』ところです。大きな投資資金が必要なく、長期間かけてコツコツ積み立てていくことができるので、個人的には気に入っています。



管理の手間が少なく、基本的にプロの人に任せて運用ができる点がいいところです。



専門家のアドバイスに基づき、安心して資産運用できる点も気に入っています。特に、定期的なポートフォリオの見直しや、市場環境の変化への対応がしっかりしていると感じます。
利用者の声では、運用を任せられる点や定期的な見直しに安心感を持つ意見が見られる。
なお、1万円から利用できるのは主にオンライン型のサービスであり、対面型のダイワファンドラップは300万円以上からである。比較する際は、対面型とオンライン型を混同しないようにしよう。
みずほ証券:Mizuho Fund Wrap
みずほ証券のファンドラップには、インデックス・ファンドを中心に投資する「みずほファンドラップ ファーストステップ」と、キャピタル・グループの運用力を活用する「Mizuho Fund Wrap」がある。
最低契約金額は、ファーストステップが500万円以上、Mizuho Fund Wrapが1,000万円以上である。
Mizuho Fund Wrapでは、期待リターンと推定リスクが異なる5つの運用コースから選択する。
- Stable(Sコース)
- Stable Growth(SGコース)
- Moderate Growth(MGコース)
- Growth(Gコース)
- Aggressive Growth(AGコース)
みずほ証券のファンドラップでは、投資一任契約に関する報酬と、投資対象ファンドに関する信託報酬等が発生する。配分比率は運用状況に応じて変動するため、実質的に負担する総額は契約前に個別に確認したい。
運用コースの変更は随時可能で、変更に伴う手数料等はかからない。ただし、運用コースの変更は年度当たり8回までとされている。
利用した人の口コミ



商品選びやポートフォリオの決め方をお任せできるので、負担が少なく長期的に運用できています。



年に8回までならば運用コースを変更できるので、状況に応じて臨機応変に運用コースを変更できるところに魅力を感じています。



証券会社を初めて利用した私でも安心して資産運用できるように色々なアドバイスをしてくれますし、インターネット上でのサポートサービスも受けられるところが良かったです。



コロナ禍の時に、一時価格が暴落した時期がありましたが、持ち直しました。 暴落した際は担当者から電話があり、持ち直すと思うので手放さない方がいいとアドバイスも頂きました。



メインの銀行口座と同じアプリからアクセスできること。みずほ銀行口座との連携がスムーズにできる。入出金が容易である。
利用者の声では、運用コースを変更できる点や、相場急変時に担当者から説明を受けられる点に安心感を持つ意見が見られる。
ただし、運用コースを頻繁に変えれば必ず成果が良くなるわけではない。相場の短期的な変動だけで判断せず、長期の運用目的に合っているかを確認しよう。
SMBC日興証券:日興ファンドラップ
SMBC日興証券の「日興ファンドラップ」は、1つのポートフォリオにつき300万円以上1万円単位で利用できる投資一任サービスだ。
標準モデルとセレクトモデルの2種類があり、標準モデルは日興ファンドラップ専用ファンドを通じて世界中から厳選された100本程度のファンドに投資する運用モデルと案内されている。
投資一任報酬は、固定報酬型における最大料率で税込1.32%とされている。これに加え、投資対象ファンドに係る費用等も確認が必要だ。
また、日興ファンドラップには、残高に応じてVポイントが貯まるサービスもある。ポイントは魅力の一つだが、ファンドラップ選びでは手数料、投資方針、リスク説明、フォロー内容を優先して比較したい。
利用した人の口コミ



サポートが非常に手厚く、特に運用報告がとても丁寧なので安心感があります。



担当者がとても丁寧で、直接アドバイスがもらいたい私にはぴったりでした。 自分で判断できる上級者からすると高い手数料かもしれませんが、私は投資初心者なので自分で判断し間違えて無駄なお金使うよりはいいと思いました。



残高に応じて毎月Vポイントが貯まるのでお得に運用できる感があり良いです。



リスクの許容範囲内でポートフォリオを構築してくれるので便利で頼もしい。安心して長期投資に打ち込めます。



投資のプロに任せられるため、初心者でも安心。忙しい人でも投資を始められる。
利用者の声では、運用報告や相場急変時のレポートを評価する意見が見られる。
ファンドラップは任せきりになりやすいサービスだからこそ、運用報告の頻度、レポート内容、担当者との面談機会を契約前に確認しよう。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券:GRAN GOAL、Mirai Value
三菱UFJモルガン・スタンレー証券には、対面型の「GRAN GOAL」と、オンラインで利用しやすい「Mirai Value」がある。
GRAN GOALは、投資対象の違いによる複数のコースがあり、報酬体系は「固定報酬型」と「固定/変動報酬併用型」から選べる。固定報酬型は最大1.3200%(税込・年率)、固定/変動報酬併用型は最大1.1000%(税込・年率)に加えて、超過収益に対する変動報酬がかかる仕組みだ。
また、投資対象となる国内公募投資信託には運用管理費用や信託事務の諸費用がかかる。GRAN GOALでは、投資対象ファンドの運用管理費用は上限0.626%(税込)、信託事務の諸費用は上限0.11%(税込)と案内されている。
Mirai Valueは、初期投資金額10万円から、毎月の積立投資は1万円から始められるオンライン型のラップサービスだ。直接費用は投資顧問料0.154%+口座管理手数料0.715%で、合計0.869%(税込・年率)と案内されている。投資信託の運用管理費用等は別途発生する。
利用した人の口コミ



担当スタッフの対応が丁寧でわかりやすい説明があるので、あまり知識のない者にとっても安心して運用できる良さがあります。



サポートが丁寧なのはもちろんですが、担当の方が非常に知識が高くて信頼が持てるので、運用をしていても安心感が全く違います。



毎月のレポート内容が見やすく放置していても安心して取引を続ける事が出来る。



Mirai Valueは資産運用の全ての手続きをスマホで完結することができるので、日常生活が忙しい人でもスマホひとつで気軽に始められる点が良いところだと思います。また、低コストで資産運用を始められる点も初心者に向いている点です。
利用者の声では、対面型では担当者の説明やレポート、Mirai Valueではスマホで手続きできる点を評価する意見が見られる。
対面でじっくり相談したいならGRAN GOAL、オンラインで少額から始めたいならMirai Valueというように、サービスの違いを理解して選ぼう。
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ネット証券・オンラインで比較しやすいファンドラップ
ファンドラップは、ネット証券やオンライン型サービスでも利用できる。少額から始めたい人、対面相談よりもスマホ・PCで完結したい人は、ネット証券系のサービスも比較候補になる。
ここでは、楽天証券の楽ラップ、SBI証券のSBIラップ、マネックス証券のON COMPASSを中心に紹介する。
| サービス | 最低投資金額 | 主な特徴 | 費用の目安 |
|---|---|---|---|
| 楽ラップ | 1万円から | ロボアドバイザーによる運用コース提案、DRC機能 | 固定報酬型 最大0.715%、成功報酬併用型 最大0.605%+成功報酬。信託報酬等は別途 |
| SBIラップ | 1万円から | AI投資コース、匠の運用コースなど | AI投資コース 投資一任手数料0.660%、匠の運用コース0.770%。信託報酬等は別途 |
| ON COMPASS | 1,000円以上1,000円単位 | 目標設定型の投資一任運用、NISA成長投資枠に対応 | 年率0.9775%程度(税込)。ETFの平均経費率を含む |
※表は横にスクロールできます。実際の費用・対象商品・NISA対応は変更される可能性があります。
楽天証券:楽ラップ
楽天証券の「楽ラップ」は、ロボアドバイザーによって運用コースの提案を受けられる投資一任サービスだ。
最低投資金額は1万円で、少額から分散投資を始めやすい。手数料体系は固定報酬型と成功報酬併用型の2つがある。
固定報酬型では、投資顧問料と運用管理手数料の合計が最大で運用資産の0.715%(税込・年率)。成功報酬併用型では、固定報酬部分が最大0.605%(税込・年率)に抑えられる一方、運用益の積み上げ額に対して5.50%(税込)の成功報酬がかかる。
このほか、投資対象ファンドの信託報酬、信託財産留保額、その他費用が発生する場合があるため、契約前に総コストを確認したい。
利用した人の口コミ



株式市場の値動が大きい時に下落ショック軽減機能があるので、この機能のおかげで資産を大きく減らさずに済むのでかなり良いです。



アドバイザーが提案するポートフォリオに沿って、自動で運用してくれるため、忙しくて自分で銘柄選定が難しい私にとって非常に助かっています。



下落ショックの軽減機能があり、放置しておいても安心出来るのが良かったです。



1万円から分散投資ができ、全自動で資産運用が出来るため、とても便利に感じる。



分散投資が1万円から可能で手軽な点が良いし、下落ショックの軽減機能は安心感がある。
楽ラップでは、下落ショック軽減機能を評価する声が見られる。
下落ショック軽減機能は、現在の公式名称ではDRC機能と案内されている。株式市場の値動きが大きくなり、その状況が続くと見込まれる場合に、一時的に株式の投資比率を下げ、債券の投資比率を上げることで、資産全体の値動きのブレを軽減する機能だ。
ただし、DRC機能は将来の下落を予測して発動するものではない。一時的な株式市場の下落時には発動しない場合もあるため、「損失を完全に防げる機能」と考えないようにしよう。
SBI証券:SBIラップ
SBI証券の「SBIラップ」には、AI投資コースと匠の運用コースがある。いずれも1万円から始められる。
AI投資コースでは、8種類の専用投資信託を通じて海外ETFなどに投資する。投資一任手数料は運用資産額に対して0.660%(税込・年率)だ。投資対象ファンドの信託報酬やETF経費率などは別途確認する必要がある。
匠の運用コースは、野村アセットマネジメントの助言を参考に、FOLIOが運用するサービスである。野村アセットマネジメントが独自に開発した「オールウェザー・ファクターアロケーション戦略」の考えを活用し、9種類の投資対象ファンドに投資する。
匠の運用コースの投資一任手数料は0.770%(税込・年率)で、投資対象ファンドの信託報酬や、最大0.3%の信託財産留保額がかかる場合がある。
利用した人の口コミ



1万円から投資が出来るため、少額で始めたい初心者にも良心的です。



専門的な知識がなくても、グローバルな分散投資を気軽に始められ、忙しい私でも効率的に資産運用できるのが嬉しいです。



1万円からチャレンジできるので気軽だし、ポイントが貯まるのでお得感がある。



ポイントプログラムがあり、VポイントやPontaポイントなどが貯まり、お得に投資することができるのは、良い点だなと感じています。



利用する事で同時にdポイントなどを貯められるので、ドコモユーザーの自分には特に助かっています。
利用者の声では、少額から始められる点やポイント制度を評価する意見が見られる。
ただし、ポイントの有無だけでファンドラップを選ぶのは避けたい。実質的な信託報酬、運用方針、リスク、解約条件も含めて比較しよう。
マネックス証券:ON COMPASS
マネックス証券が取り扱う「ON COMPASS」は、マネックス・アセットマネジメントが提供するロボアドバイザー型の投資一任運用サービスだ。
投資金額は1,000円以上1,000円単位で、少額から始めやすい。運用商品は、国内外のETFを主要投資対象とする「MSV内外ETF資産配分ファンド」である。
手数料は年率0.9775%程度(税込)で、組み込むETFの平均経費率0.07%程度を含むと案内されている。ただし、市場環境等によっては実質コストが0.9775%程度を超えることがある。
また、ON COMPASSはNISAの成長投資枠に対応している。ただし、つみたて投資枠では利用できない点に注意したい。
利用した人の口コミ



運用プランが豊富なので、予算や投資スタイルに合わせて選べて良かったです。



NISAの成長投資枠が利用できるため、投資初心者にも使いやすい。



ETFの種類も多く、2種類のロボアドバイザーもあり、長期分散投資、リスクに応じた資産分配等これからの資産形成に必須の証券会社と考えています。



国内外問わず、株や債券に程よく分散されていて、ミドルリスク・ミドルリターンではあるが安定した収益を出せている。



1,000円から投資できるということで、はじめてでも投資が始めやすいと感じました。
ON COMPASSでは、1,000円から始められる点や、NISA成長投資枠に対応している点を評価する声が見られる。
少額から試したい人には比較しやすいサービスだが、NISA対応は成長投資枠のみであり、つみたて投資枠には対応していない。NISAで使う場合は、年間投資枠や他の商品との使い分けも確認しよう。
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ファンドラップを比較・選択するときの重要ポイント
多くのファンドラップの中から利用先を選ぶ際は、下記の4つを比較したい。
- 組み入れる対象資産
- 運用実績とリスク水準
- 運用にかかる総コスト
- 相談・フォロー体制
それぞれくわしく解説していこう。
比較ポイント①組み入れる対象資産
ファンドラップで組み入れられる対象資産は、国内外の株式や債券、REIT、コモディティ、オルタナティブ資産など、金融機関によって異なる。
たとえば、安定的な運用を重視するなら債券比率が高いコース、積極的なリターンを目指すなら株式比率が高いコースが候補になる。
ただし、資産クラス名だけで判断しないことが大切だ。外国株式や外国債券を含む場合は為替リスクがあり、REITやコモディティを含む場合は株式や債券とは異なる値動きをする。
申し込んだ後に「思ったよりリスクが高かった」とならないよう、どの資産に、どの比率で、どのようなファンドを通じて投資するのか確認しよう。
比較ポイント②運用実績とリスク水準
ファンドラップに申し込む際は、過去の運用実績やリスク水準を確認したい。
ただし、単に「過去のリターンが高いか」だけで判断するのは危険だ。リターンが高いコースは、リスクも高い可能性がある。
確認するときは、過去1年だけでなく、過去3年、過去5年など複数の期間を見る。相場が下落した時期にどの程度下がったか、どのくらいで回復したか、コスト控除後の実績かも確認しよう。
なお、過去の運用成果は将来の成果を保証しない。良い実績があるサービスでも、今後損失が出る可能性はある。
比較ポイント③運用にかかる総コスト
ファンドラップ選びでは、運用にかかる総コストが重要だ。
ファンドラップでは、主に以下の費用が発生する。
| 費用の種類 | 内容 |
|---|---|
| 投資一任報酬 | 運用判断や資産配分、リバランスなどを任せる対価 |
| ラップ口座管理費用 | 契約管理、資産管理、売買執行などの対価 |
| 信託報酬 | 投資対象ファンドの保有中に間接的に負担する費用 |
| 信託財産留保額 | 一部ファンドの換金時にかかる場合がある費用 |
| 成功報酬 | 運用成果に応じて発生する場合がある費用 |
| その他費用 | 監査報酬、売買委託手数料、外国保管費用など |
ファンドラップの費用は、「投資一任報酬が安いから低コスト」とは限らない。投資対象ファンドの信託報酬やその他費用まで含めた総コストで比較しよう。
また、成功報酬併用型は固定報酬部分が低く見える一方、運用益が出た場合に追加費用が発生する。どちらが有利かは、運用成果や保有期間によって変わる。
比較ポイント④相談・フォロー体制
ファンドラップは運用を任せるサービスだからこそ、契約後のフォロー体制も重要だ。
対面型のファンドラップでは、担当者との面談、運用報告書、相場急変時の説明などを受けられる場合がある。一方、ネット証券系サービスでは、オンラインでの確認や自動運用が中心になる。
どちらがよいかは、投資経験や相談したい内容によって異なる。自分でオンライン管理できる人は低コストのオンライン型が向いている場合があるが、退職金や相続を含めて相談したい人は対面型のサポートが役立つこともある。
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ファンドラップの比較はプロへ相談するのも選択肢
資産運用にファンドラップを活用する際は、専門家へ相談することも選択肢になる。
特に、まとまった資金を預ける場合や、退職金・相続・老後資金の取り崩しとあわせて検討する場合は、商品単体ではなく家計全体で判断した方がよい。
ファンドラップを専門家へ相談するメリット
専門家へ相談するメリットは、自分の運用目的やリスク許容度を整理しやすくなることだ。
ファンドラップは、最低投資金額、手数料体系、運用コース、解約条件がサービスごとに異なる。自分だけで比較すると、表面的な利回りや手数料だけで判断してしまうことがある。
専門家に相談すれば、家計の状況、運用期間、将来の支出、既に保有している資産とのバランスを踏まえて、ファンドラップを使うべきか、他の商品でよいかを検討しやすい。
ただし、専門家に相談しても運用成果が保証されるわけではない。相談時には、提案理由、手数料、リスク、代替案を必ず確認しよう。
ファンドラップの主な相談先
ファンドラップについて相談できる場所として、まず証券会社が挙げられる。
大手証券会社では、担当者と相談しながら運用方針を決められるファンドラップを取り扱っている。対面で説明を受けたい人や、まとまった資金について相談したい人に向いている。
また、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)へ相談する方法もある。IFAは金融商品仲介業者として、所属金融商品取引業者等を通じて金融商品の提案や売買の仲介を行う。
ただし、IFAなら必ず中立というわけではない。IFAごとに所属金融商品取引業者等、取扱商品、手数料、報酬体系、フォロー体制が異なるため、相談前に確認が必要だ。
専門家に相談するときの確認ポイント
- どの金融機関の商品を提案できるか
- 相談料や報酬はどこから発生するか
- ファンドラップ以外の代替案も説明してくれるか
- 手数料の総額を具体的に説明してくれるか
- 契約後のフォロー頻度や担当者変更時の体制はどうなっているか
\ あなたの条件に合うアドバイザーを診断 /
ファンドラップを比較して投資先を検討しよう
投資を一任できるファンドラップは、手間をかけずに分散投資を始めやすいサービスだ。
一方で、ファンドラップは元本保証ではなく、投資一任報酬や信託報酬などのコストもかかる。過去の運用実績がよくても、将来の成果が保証されるわけではない。
利用先を選ぶときは、対象資産、運用実績、総コスト、最低投資金額、NISA対応、相談・フォロー体制を比較しよう。
少額からオンラインで始めたい人は、楽ラップ、SBIラップ、ON COMPASS、Mirai Valueなどが比較候補になる。対面で相談しながらまとまった資金を運用したい人は、大手証券のファンドラップを比較するとよい。
大切なのは、サービス名や口コミだけで決めるのではなく、自分の目的、投資期間、リスク許容度、費用負担に合っているかを確認することだ。
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ファンドラップの比較に関するQ&A
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出典
金融庁「資産運用業高度化プログレスレポート2023」(公開日:2023年4月21日)
投資信託協会「ファンドラップって何?」
野村證券「野村ファンドラップ」
大和証券「ファンドラップ」
みずほ証券「みずほ証券のファンドラップ」
みずほ証券「お申込メモ」
みずほ証券「Mizuho Fund Wrap」
SMBC日興証券「日興ファンドラップ」
SMBC日興証券「日興ファンドラップ サービス概要」
SMBC日興証券「日興ファンドラップ 提供サービスと投資一任報酬について」
SMBC日興証券「Vポイントサービス」
三菱UFJモルガン・スタンレー証券「GRAN GOAL」
三菱UFJモルガン・スタンレー証券「GRAN GOALの費用とリスク等について」
三菱UFJモルガン・スタンレー証券「Mirai Value」
三菱UFJモルガン・スタンレー証券「Mirai Valueの費用とリスク等について」
楽天証券「楽ラップ」
楽天証券「楽ラップ 手数料」
楽天証券「下落ショック軽減機能(DRC機能)とは」
SBI証券「SBIラップ AI投資コース 手数料・ポイントプログラム」
SBI証券「SBIラップ 匠の運用コース」
SBI証券「SBIラップ 匠の運用コース 手数料・ポイントプログラム」
マネックス証券「ON COMPASS」
マネックス証券「ON COMPASSのサービス概要」
マネックス・アセットマネジメント「ON COMPASS」

